耳鼻科専用CTです。病院のCTと比較して検査に伴う費用と被ばく量を抑えることができます。撮影時間も十数秒と短時間です。術前CT検査のために他院へ紹介する必要がありません。 | 手術用ナビゲーションシステム「Fusion compact」です。器具先端の位置情報を画面に表示することで、副鼻腔炎手術の確実性向上および合併症リスクの軽減が可能になります。 |
KARL STORZ社の高解像度4K内視鏡カメラです。より高解像度で精密、安全な手術を支援します。43インチ大型モニターでも高精細な画像を映し出します。 | IPC(Integrated Power Console)です。マイクロデブリッダー、ドリル、エンドスクラブ(内視鏡洗浄器)のコントロールに使用します。 |
M5マイクロデブリッダーです。組織や鼻茸を迅速安全に切除することができます。 | 日帰り手術で使用する手術専用台です。快適に手術を受けていただくことが可能です。 |
手術で使用する鋼製器具です。大学病院や総合病院で使用するものと同等以上の器具を揃え手術を行っています。 | 炭酸ガスレーザー装置です。アレルギー性鼻炎の下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術の際に使用します。 |
電気凝固装置です。手術中の止血に使用します。 | 高圧蒸気滅菌器です。手術で使用する器具は高圧蒸気滅菌器や薬品を用いて十分に滅菌しています。 衛生面においても十分な配慮をしています。 |
術前CT:鼻中隔の骨と軟骨が左側に強く弯曲している(矢印)。 |
術前後鼻内所見:鼻中隔弯曲症と肥厚性鼻炎により両側の鼻腔通気不良が術後著明に改善している。 |
術前CT:鼻中隔の骨と軟骨が右側に強く弯曲している(矢印)。 |
術前後鼻内所見:鼻中隔弯曲症と肥厚性鼻炎により両側の鼻腔通気不良が術後著明に改善している。 |
2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
レーザー手術等 | 22 | 26 | 27 | 33 | 30 | 36 | 32 |
副鼻腔手術 | 5 | 21 | 24 | 26 | 31 | 31 | 31 |
鼻中隔矯正術 | 12 | 26 | 38 | 62 | 67 | 81 | 80 |
下鼻甲介手術 | 24 | 48 | 76 | 126 | 122 | 154 | 153 |
後鼻神経切断術 | 22 | 32 | 54 | 98 | 104 | 138 | 129 |
合計 | 85 | 153 | 219 | 345 | 365 | 440 | 433 |
初診 | 今までの経過、現在の症状、治療のご希望などを伺います。 |
病状評価 | 内視鏡検査、CTなどで、鼻ポリープの有無や副鼻腔炎の広がりの程度を調べます。アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、鼻中隔弯曲症などの合併症の有無についても調べます。 |
術前検査 | 手術を行うために必要な術前検査を行います。 |
手術 | 局所麻酔下に鼻内視鏡手術を行います。 |
術後治療 | 手術後、週に1-2回程度の鼻処置を行います。副鼻腔炎の場合は、手術後しばらくの内服治療を必要とします。 |
手術名 | 手術時間 | 負担割合 | 費用の目安 |
下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術 | 両側約15分 | 3割 | 両側 約9千円 |
鼻中隔矯正術 | 約20分 | 3割 | 約2万円 |
後鼻神経神経切断術 (経鼻的翼突管神経切断術) |
両側約40-50分 | 3割 | 片側 約9万円 |
副鼻腔炎手術 | 片側約15ー50分 | 3割 | 片側 約1万5千円から10万円 |
所得区分 | ひと月の上限額(世帯ごと) | |
ア | ・年収約1,160万円〜 健保:標準報酬月額83万円以上 国保:旧ただし書き所得901万円超 |
252,600円+(医療費-842,000)×1% |
イ | ・年収約770万〜約1,160万円 健保:標準報酬月額53万円以上79万円 国保:旧ただし書き所得600万円〜901万円 |
167,400円+(医療費-558,000)×1% |
ウ | ・年収約370万〜約770万円 健保:標準報酬月額28万円以上50万円 国保:旧ただし書き所得210万円〜600万円 |
80,100円+(医療費-267,000)×1% |
エ | ・〜年収約370万円 健保:標準報酬月額26万円以下 国保:旧ただし書き所得210万円以下 |
57,600円 |
オ | ・住民税非課税者 | 35,400円 |
適用区分 | ひと月の上限額(世帯ごと) | ||
外来 (個人ごと) |
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現 役 並 み |
現役並みV 年収約1,160万円〜 (標報83万円以上、 課税所得690万円以上) |
252,600円+(総医療費-842,000円)×1% | |
現役並みU 年収約770万〜約1,160万円 (標報53万以上、 課税所得380万円以上) |
167,400円+(総医療費-558,000円)×1% | ||
現役並みT 年収約370万〜約770万円 (標報28万以上、 課税所得145万円以上) |
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% | ||
一 般 |
年収156万〜約370万円 (標報26万円以下、 課税所得145万円未満等) |
18,000円 (年間14万4千円) |
57,600円 |
住 民 税 非 課 税 等 |
U 住民税非課税世帯 | 8,000 円 | 24,600円 |
T 住民税非課税世帯 (年金収入80万円以下など) |
15,000円 |
A:初回の診察時に手術を行うことはできません。手術を安全に受けていただくために事前の準備が必要です。問診、診察、術前検査に約2週間必要とします。予約状況にもよりますが、御希望日より1-2カ月前に予約をしていただくと御希望が通りやすくなります。 |
A:手術に影響があるような疾患を治療中の方や過去に既往のある方、抗凝固剤(血液サラサラ)を服用中で中止できない方は手術を行えない場合があります。また、安全に手術を実施できないと判断した場合には手術を行うことができません。 |
レーザー手術は小学校高学年から可能です。鼻内視鏡手術はおおむね18歳以上の方を対象としています。本人・保護者との相談により高校生も可能な場合があります。 |
A:可能です。手術翌日(金曜日の午後診)に鼻の中の詰め物を抜く処置を行いますので、それまでは当院近くでお泊りいただく必要があります。 |
A:手術中は局所麻酔、静脈麻酔を行いますので痛みはほとんどありません。手術後の痛みは手術の内容によって異なります。手術当日の夜に鼻の痛みや頭痛を感じることがありますが、鎮痛剤の服用でコントロール可能です。翌日から徐々に痛みは軽減してきます。 |
A:鼻の外観に関係する部分は保存しますので、鼻の高さは変わりません。 |
A:当院では木曜日の午前・午後に手術を行っています。基本的に金曜日から日曜日までは自宅安静をお勧めしています。手術の翌々日から、マスクを装着しながらのデスクワーク、軽作業、通学は可能です。術後出血を避けるため、しばらく重労働や運動は控えて下さい。 |
A:手術翌日(金曜日の午後診)に鼻の中の詰め物を抜く処置を行います。その後毎週1回の鼻処置を行います。鼻づまり手術・アレルギー性鼻炎の手術では約6週間、副鼻腔炎の手術では約8週間の通院が必要です。術後の状態により通院回数が変化することがあります。 |
A:クレジットカードの取扱いはありません。現金のみの取扱いとなります。 |
A:当院で行う手術は全て保険診療で行っています。 |
A:当院には入院設備がないため、日帰り入院に該当しません。外来扱いで記入します。 手術に対する入院・手術証明書(診断書)については通常通り記入いたします。 |
A:状態によって適応となる手術の種類や組み合わせが異なります。下記が当院で行っている主な手術と費用になります。 (平成30年8月現在、保険点数は改定されることがあります。) |
手術名 | Kコード | 保険点数 | 手術費用(3割負担の場合) |
下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術 (両側) |
K331-3 | 2910 | \8,730 |
内視鏡下鼻中隔手術T型 (骨、軟骨手術) |
K347-3 | 6620 | \19,860 |
内視鏡下鼻腔手術T型 (下鼻甲介手術)(片側) |
K347-5 | 6620 | \19,860 |
後鼻神経神経切断術 (経鼻的翼突管神経切断術)(片側) |
K344 | 30460 | \91,380 |
鼻茸摘出術 | K340 | 1090 | \3,270 |
内視鏡下鼻・副鼻腔手術T型 (副鼻腔自然口開窓術)(片側) |
K340-3 | 3600 | \10,800 |
内視鏡下鼻・副鼻腔手術U型 (副鼻腔単洞手術)(片側) |
K340-4 | 12000 | \36,000 |
内視鏡下鼻・副鼻腔手術V型 (選択的複数洞副鼻腔手術)(片側) |
K340-5 | 24910 | \74,730 |
内視鏡下鼻・副鼻腔手術W型 (汎副鼻腔手術)(片側) |
K340-6 | 32080 | \96,240 |