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滋賀県草津市平井の耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、アレルギー科。せの耳鼻咽喉科です。

日帰り手術policy&FAQ


当院で行う日帰り手術

当院では病気の根治を目指し、日帰り手術を積極的に行っています。
鼻の手術は全て内視鏡手術で行いますので、顔にメスは入りません。また昔の手術と異なり、手術中の痛みはほとんどなく、手術後に顔が腫れることもありません。
手術は全て保険診療です。

治療に関する相談は随時行ってますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

日帰り手術の対象となる症状と病気

症状:
鼻づまり、鼻水、くしゃみ、においがわかりにくい、慢性の頭痛など

病気:
鼻づまり・慢性鼻炎アレルギー性鼻炎肥厚性鼻炎鼻中隔弯曲症副鼻腔炎(ちくのう症)好酸球性副鼻腔炎副鼻腔のう胞術後性上顎のう胞歯性上顎洞炎など

このような特徴があります

・仕事などで、入院のために長期の休みが取りにくい方に向いています。

・差額ベッド代や食事代など入院にかかる費用が抑えられます。

・手術の内容によって、窓口支払いを一定額に抑えられる高額療養費制度が利用できます。

※重症度や全身的な合併症により、日帰り手術が不可能であると判断する場合があります。

日帰り手術の設備


耳鼻科専用CTです。病院のCTと比較して検査に伴う費用と被ばく量を抑えることができます。撮影時間も十数秒と短時間です。術前CT検査のために他院へ受診していただく必要がありません。


手術用ナビゲーションシステム「Fusion compact」です。器具先端の位置情報を画面に表示することで、副鼻腔炎手術の確実性向上および合併症リスクの軽減が可能になります。


KARL STORZ社の高解像度4K内視鏡カメラです。より高解像度で精密、安全な手術を支援します。43インチ大型モニターでも高精細な画像を映し出します。


IPC(Integrated Power Console)です。マイクロデブリッダー、ドリル、エンドスクラブ(内視鏡洗浄器)のコントロールに使用します。


M5マイクロデブリッダーです。組織や鼻茸を迅速安全に切除することができます。


日帰り手術で使用する手術専用台です。
快適に手術を受けていただくことが可能です。


手術で使用する鋼製器具です。大学病院や総合病院で使用するものと同等以上の器具を揃え手術を行っています。


炭酸ガスレーザー装置です。アレルギー性鼻炎の下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術の際に使用します。


電気凝固装置です。手術中の止血に使用します。


高圧蒸気滅菌器です。手術で使用する器具は高圧蒸気滅菌器や薬品を用いて十分に滅菌しています。衛生面においても十分な配慮をしています。

手術症例

・鼻中隔矯正術、下鼻甲介切除術、後鼻神経切断術症例(30代、女性)
術前CT:鼻中隔の骨と軟骨が左側に強く弯曲している(矢印)。

術前後鼻内写真:鼻中隔弯曲症と肥厚性鼻炎による両側の鼻腔通気不良が術後著明に改善している。


・鼻中隔矯正術、下鼻甲介切除術、後鼻神経切断術症例(40代、男性)
術前CT:鼻中隔の骨と軟骨が右側に強く弯曲している(矢印)。

術前後鼻内写真:鼻中隔弯曲症と肥厚性鼻炎による両側の鼻腔通気不良が術後著明に改善している。

治療実績

・総手術件数


・手術内容別手術件数


・患者様のご住所

合併症

・出血、疼痛、感染
・鼻中隔穿孔(せんこう:鼻中隔に穴があくこと)
・鞍鼻(あんび、鼻が低くなること)
・鼻の乾燥感
・眼窩内合併症
・頭蓋内合併症
・副鼻腔炎の再発
・声の変化 などが起こることがあります。

日帰り手術の流れについて

  1. 初診

    今までの経過、現在の症状、治療のご希望などを伺います。
  2. 病状評価

    内視鏡検査、CTなどで、鼻ポリープの有無や副鼻腔炎の広がりの程度を調べます。アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、鼻中隔弯曲症などの合併症の有無についても調べます。
  3. 術前検査

    手術を行うために必要な術前検査を行います。
  4. 手術

    局所麻酔下に鼻内視鏡手術を行います。
  5. 術後治療

    手術後、週に1-2回程度の鼻処置を行います。
    副鼻腔炎の場合は、手術後しばらくの内服治療を必要とします。

よくあるご質問

 Q:手術を受けるまでにどのくらい時間がかかりますか?
A:初回の診察時に手術を行うことはできません。手術を安全に受けていただくために事前の準備が必要です。問診、診察、術前検査に約2週間必要とします。予約状況にもよりますが、御希望日より1-2カ月前に予約をしていただくと御希望が通りやすくなります。

 Q:誰でも手術を受けられますか?
A手術に影響があるような疾患を治療中の方や過去に既往のある方、抗凝固剤(血液サラサラ)を服用中で中止できない方は手術を行えない場合があります。また、その他の理由で安全に手術を実施できないと判断した場合には手術を行うことができません。

 Q:子供は何歳から手術を受けられますか?
A:レーザー手術は小学校高学年から可能です。鼻内視鏡手術はおおむね18歳以上の方を対象としています。本人・保護者との相談により高校生も可能な場合があります。

 Q:遠方に住んでいますが、手術は受けられますか?
A:可能です。手術翌日(金曜日の午後診)に鼻の中の詰め物を抜く処置を行いますので、それまでは当院近くでお泊りいただく必要があります。

 Q:手術は痛くないですか?
A:手術中は局所麻酔、静脈麻酔を行ないますので痛みはほとんどありません。手術後の痛みは手術の内容によって異なります。手術当日の夜に鼻の痛みや頭痛を感じることがありますが、鎮痛剤の服用でコントロール可能です。翌日から徐々に痛みは軽減してきます。

 Q:鼻が低くなりませんか?
A:鼻の外観に関係する部分は保存しますので、鼻の高さは変わりません。

 Q:術後すぐに仕事や学校に行けますか?
A:当院では木曜日の午前・午後に手術を行っています。基本的に金曜日から日曜日までは自宅安静をお勧めしています。手術の翌々日から、マスクを装着しながらのデスクワーク、軽作業、通学は可能です。術後出血を避けるため、しばらく重労働や運動は控えてください。

 Q:通院はどれくらい必要ですか?
A:手術翌日(金曜日の午後診)に鼻の中の詰め物を抜く処置を行います。その後毎週1回の鼻処置を行います。鼻づまり手術・アレルギー性鼻炎の手術では約6週間、副鼻腔炎の手術では約8週間の通院が必要です。術後の状態により通院回数が変化することがあります。

 Q:クレジットカードは使えますか?
A:クレジットカードの取扱いはありません。現金のみの取扱いとなります。

 Q:診察代や手術代は保険適応ですか?
A:当院で行う手術は全て保険診療で行っています。

 Q:生命保険の保険金を請求する際に日帰り入院の
 対象になりますか?
A:当院には入院設備がないため、日帰り入院に該当しません。外来扱いで記入します。手術に対する入院・手術証明書(診断書)については通常通り記入いたします。

 Q:手術の費用はどのくらいかかりますか?
A:状態によって適応となる手術の種類や組み合わせが異なります。下記が当院で行っている主な手術と費用になります。
(平成30年8月現在、保険点数は改訂されることがあります。)
手術名 保険点数 手術費用
下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術(両側) 2910 8,730円
内視鏡下鼻中隔手術T型(骨、軟骨手術) 6620 19,860円
内視鏡下鼻腔手術T型(下鼻甲介手術)(片側) 6620 19,860円
後鼻神経切断術
(経鼻腔的翼突管神経切断術)(片側)
30460 91,380円
鼻茸摘出術 1090 3,270円
内視鏡下鼻・副鼻腔手術T型(副鼻腔自然口開窓術)(片側) 3600 10,800円
内視鏡下鼻・副鼻腔手術U型(副鼻腔単洞)(片側) 12000 36,000円
内視鏡下鼻・副鼻腔手術V型(選択的複数洞副鼻腔手術)(片側) 24910 74,730円
内視鏡下鼻・副鼻腔手術W型(汎副鼻腔手術)(片側) 32080 96,240円
 再診料、薬剤料等は別途かかります。

 手術に関する相談は随時行っています。
 お気軽にお問い合わせください。

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